ストレス社会の現代病ともいえる疾患
実際に、当院に来られている矯正患者の主訴は、以下の通りです。
「見た目の改善」ではありません。
ですが、多くの場合はもともとの歯ならびの悪さと歯ぎしり・食いしばりとの合併症で、症状が引き起こされます。
これら(01~04)の治療として、「歯ならび咬み合わせ治療」がとても重要となります。
これまで歯科治療は、1本単位の歯だけを見て治療をスタートしがちでしたが、これでは「木を見て森を見ず」になり、長期的に良好な予後が確保できませんでした。
というのは、トラブルの原因が別の場所にあることが多いからです。
解決策は、顎や噛み合わせも含めた口の中全体を見て対処することです。
顎まで含めた口腔全体を見るためには、バランスを考える必要があり、大事な考え方としては、個々の歯にかかる力を分散させることです。
これらの症状は、噛み合わせのバランスが崩れたことによって生じる症状です。
つまり、元来の歯ならび・かみ合わせの悪さと歯ぎしり・食いしばりの合併症で生じます。
私の主観ですが、山口市内の成人患者の7割は歯ならび・咬み合わせに問題を抱えています。
(小児患者では8割~9割 : 学校検診でもそうでした。)
ですから、小学校1年生から6年生の間に歯ならび・咬み合わせの問題を解決しておくことが、将来起こりうるお口の問題の予防にもつながります。
歯ならびの美容的な改善をするだけではありません
矯正専門医院とちがい、見た目の改善を主訴とした患者さんはあまりいらっしゃいません。
見た目の改善効果も当然ありますが、それはあくまで副産物的な効果とらえ方をしています。
当院の矯正治療は、単に歯ならびの美容的な改善をするだけではありません。
きれいな歯ならび・咬み合わせは、修復物の破損や脱落と歯周病の重症化の予防につながり、将来のお口の健康維持に貢献します。
良い咬み合わせは消化を助け、身体全体の健康にもよい結果をもたらします。
当院では、小児から成人までご要望に合わせた矯正治療をご提案させて頂きます。